【ミルボン】年間約10tのプラスチック使用量削減へ!ヘアケア商品の容器仕様を変更

美容室向けヘア化粧品メーカーの株式会社ミルボン(東京都中央区、佐藤龍二代表取締役社長)は、プラスチック使用量削減の一環として、
・オージュア リーブイントリートメント 17品
・エルジューダ 3品
・詰め替えパウチ 130品
の容器仕様を変更予定です。
これにより、年間で10tのプラスチックを削減できる見込みです ※1。

※1 2022年度の従来容器による出荷数量に基づき、2023年の年間出荷数量および年間のプラスチック削減量を試算

容器の仕様変更について

ミルボンは、ヘアデザイナーを通じ、 美と心の豊かさに繋がる美容産業を創造することで、 持続可能な社会の実現をめざしています。その一環である自然環境負荷軽減のための取り組みとして、自社の商品パッケージに使用している石油由来バージンプラスチックを2030年までに30%削減 ※2 する取り組みを推進しております。
ミルボンでは現在、商品パッケージとして約1000t/年のプラスチックを使用しています。今回、ミルボンの主力商品であるオージュア リーブイントリートメント・エルジューダ、さらに詰め替えパウチの容器仕様を変更することでプラスチックの年間使用量を10t 削減することが可能になります。  
※2 2020年度比 売上高原単位

■容器ボトルの薄肉化によるプラスチック使用量削減

薄肉化した新容器ボトル
オージュア リーブイントリートメント17品およびエルジューダ3品

薄肉化した新容器ボトル、オージュア リーブイントリートメント17品およびエルジューダ3品の容器ボトルについて、従来の使いやすさ・品質を保ちながら薄肉化することに成功。これにより、プラスチック使用量を年間4.3t削減できる見込みです。

2023年2月新商品「オージュア インメトリィ」および同年3月新商品「エルジューダ サンプロテクト」から薄肉化ボトルを採用し、既存アイテムについては順次切り替えを進めていく予定です。

■詰め替えパウチのキャップ仕様変更によるプラスチック使用量削減​

従来のヘアケア用詰め替えパウチでは、すべてのサイズで注ぎ口にキャップを付属していましたが、使い切りサイズである400mLではキャップレスに、1度で詰め替えきれない600mL・1000mLではキャップを小型に変更しました。
これにより、プラスチック使用量を年間5.7t削減できる見込みです。

ミルボンはこれまでも2022年の6月には新ヘアカラーブランド「ENOG(エノグ)」のパッケージに新形状の小型化キャップの採用や、神戸市とタッグを組んで、市内75店舗に回収ボックスを設置、洗剤やシャンプーなど使用済みの日用品のつめかえパックを分別回収して再びつめかえパックに戻す運動を行っています。このように、着実にサスティナブルな活動を進めています。

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